ネイチャーエンジニア Blog

全国各地で年間100箇所以上探索するフリーランスITエンジニアが、自然をもっと楽しむための情報を発信。


TOP | 自己紹介 | アプリ・ゲーム | 


セイタカアワダチソウ - 自滅しちゃう外来植物 | 植物紹介

※2018/5/30更新

 

ネイチャーエンジニアの亀田です。

 

「都会に住んでいても見られる生き物ってどんなものがいるんだろう?」

 

というあなたに、僕が実際に観察した経験をまじえて生き物の魅力をご紹介します。

 

今日は、「セイタカアワダチソウ」という植物をご紹介します。

 

 

■ セイタカアワダチソウ(キク目キク科) 

f:id:kkamedev:20171013094542j:plain

 

セイタカアワダチソウという名の通り、スラッと背が高い姿が印象的な植物です。

僕は175cmあるのですが、僕の背丈より高い、2m以上の高さになるものもあります

 

花は小さな黄色い花が円錐型を作っています。

f:id:kkamedev:20171013095441j:plain

よく群生(たくさんまとまって生える)していますが、たくさん集まると黄色い部分が映えてキレイです。

 

「アワダチソウ」の名前の由来

さて、名前の「アワダチソウ」って、何なのか気になりませんか?

 

アワダチ=泡立ちで、これは綿毛(わたげ)が泡立つようになる様子からきています。

 

以下が綿毛泡立っている様子です。

f:id:kkamedev:20171231133404j:plain

 

確かにアワアワしてます!

この姿は花が終えた後、 種をつける時なので晩秋以降に見られますよ!

 

海外からやってきた、外来生物

セイタカアワダチソウは、アメリカからやってきた外来生物として有名です。

 

外来生物問題は、よくテレビなどのメディアで取り上げられますね。

「危険な外来生物が〜」とか、「外来生物だから駆除」とか。

農作物にダメージを与えたり、在来種を脅かしたり、ヒアリのように人間に毒があるものもいます。

 

若干脱線して外来生物論になってしまいますが、僕はこの件についてメディアの伝え方は説明が不十分なことが多々あると感じています。

 

大事な点は、「外来生物自体が悪意を持って生きている訳ではない」ということです。

 

外来生物の侵入経路で多いのはだいたいこんな感じです。

  • 園芸種/ペットとして持ち込まれたものが逃げ出す
  • 生物を販売していた業者が逃がす・逃げ出す
  • 荷物や物資に紛れて侵入する

 

この通り、外来生物が自らやって来た訳ではなくて、人間が侵入させてます

 

なのでメディアが伝える時は、外来生物を悪者にするだけでなく、なぜそうなってしまったかをちゃんと説明する必要があると感じます。

 

そもそも外来生物が持ち込まれないのが良いのですが、これだけグローバル化が進む社会では、外来種が入ってくるのは避けられないです。

 

では外来種が入っているのをただ見ているしかないのか?

 

僕は在来種が大きな鍵を握っていると思います。

 

例え話ですが、すごい支配的な転校生がいたとして、彼がクラスを乗っ取ってやろうと考えているとします。

彼は転校先で過ごしやすい状況を作りたいんですね。

 

その時行動しやすいのは、転校後の生徒の団結がバラバラだったり、不満を慢性的に抱えているような状態ですよね。

そそのかしたり、攻撃対象を操作したりしやすいので。

 

逆に、クラスがまとまっていたり、ブレずらい状態になっているとやりにくいですよね。

 

なので転校先の生徒=在来種が活発に活動していると、そこには入って行きにくいと思うのです。

 

実際、外来生物がよく繁殖しているのは、かつての日本と環境が変わってしまって

在来種が弱まっているところや、そもそも在来種がいないところが多いと思います。

 

外来生物が猛威を振るう=自然環境の抵抗力が下がっている

とも言えます。

 

ということで、日本の在来種が生きやすい状況をいかに作るかが鍵なのだと思います。

 

自滅しちゃう特技 

タイトルになっているところですが、セイタカアワダチソウにはお茶目な一面があります。

 

セイタカアワダチソウは根から毒成分を出します

 

そしてまわりの植物を弱らせてその場を独占するという、凶悪な技を持っているのです。

 

が、最近は自分の出した毒で自分が苦しむという自体に陥っています。

 

悪いことするといつか自分に跳ね返ってくるという教訓になりますね笑

 

どこにいるの?

草原や公園の草むら、線路などで見られます。

森のような、水分を含む土があるような場所では見られません。

 

どこも比較的乾燥していて、在来種が生きづらいような場所ですね。

 

ちなみに、花は9〜11月によく見られますよ!

  

おわりに

いかがでしたか?

 

野外に実物を見に行くとまた新たな発見があったりするものです!

ぜひ実物を探しに出かけてみましょう!

  

以上、セイタカアワダチソウの紹介でした。