ネイチャーエンジニア いきものブログ

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バン - 強靭な足を持つ水辺の鳥 | 鳥紹介

※2018/5/31更新

 

ネイチャーエンジニアの亀田です。

 

「都会に住んでいても見られる鳥ってどんなものがいるんだろう?」

 

というあなたに、僕が実際に観察した経験をまじえて鳥の魅力をご紹介します。

 

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今回は水辺の鳥「バン」をご紹介します。

 

 

■ バン(ツル目クイナ科)

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額から嘴に繋がる赤いラインが特徴的な鳥です。

 

この赤い模様は大人になって鮮やかな色になります。

 

そして体のバランスに合わない大きくてしっかりした脚が特徴です。

 

 

バンの名前の由来は、田んぼ生活から

バンって変な名前ですよね。

 

バンはもともと水田でよく見られる鳥でした。

 

農業中心の日本人にとってはきっととても身近な鳥だったでしょう。

 

水田に寄り添う生活をしていた為、水田の「番」をするというのが名前の由来と言われています。

 

物を掴むのに適した脚。すいとんの術も使える

バンの脚には水かきがない代わりに、がっしりと大きく、とても力強いものになっています。

 

この脚の力は物を掴んで体を支えるのに役立ちます

 

上の写真でも、岩を脚でしっかり掴んで体を支えていますね。

 

木の枝を歩いたり登ったりするのが得意です。

その強い脚の力を使ってロープのような不安定な足場の上を歩行することもできます。

 

そのほか水中で水草を掴み、まるですいとんの術のように、くちばしだけ水面に出して隠れることもあるそうです。

 

バンは泳ぎが苦手

水辺で生活するバンですが、バンの脚にはカモのような水かきがついていません

 

なので、意外にも泳ぎは苦手です。

 

泳ぐ時は首を前後に動かしながら泳ぎます。 

頑張って泳ぐその姿はとても愛嬌がありますよ。

 

狩猟鳥としての一面

現在国内で28種の鳥が狩猟鳥になっていますが、バンはそのうちの一種です。

 

ちなみに同じクイナ科の鳥にオオバンがいますが、こちらは保護鳥になっています。

 

バンの肉、特にモモ肉は発達して歯ごたえがあるようですね。

 

普段の生活の仕方を考えると納得です。

 

どこにいるの?

川や池、田んぼにいます。

 

カモたちと一緒に泳いでいたり、陸を歩くのも割と得意なので、川や池付近の陸に上がって餌をついばんでいたりもします。

 

東北より上では夏鳥ですが、関東では越冬するので冬でも見られます。

 

おわりに

いかがでしたか?

 

野外に実物を見に行くとまた新たな発見があったりするものです!

ぜひ実物を探しに出かけてみましょう!

 

以上、カモとはまた違う水辺の鳥、バンの紹介でした。

 

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