ネイチャーエンジニア いきものブログ

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かわいいオレンジ色の冬鳥ジョウビタキの特徴と魅力【名前の由来やオスとメスの違いも紹介】

ジョウビタキ

ジョウビタキって綺麗な鳥だけど、変わった名前!

この名前はどういう意味なの?

 

こんな疑問にお答えします。

 

ネイチャーエンジニアの亀田です。

 

今回登場するのは、バードウォッチャーにも人気のかわいい冬鳥「ジョウビタキ」。

 

彼らは美しいオレンジ色の羽を持ち、寒い冬もその存在でほんのりと暖かくしてくれる、そんな鳥です。

  

そんな彼らの名前の由来や、オス・メスの姿の違いについても紹介します。

 

 

 

 

ジョウビタキの特徴と魅力

オレンジ色の羽を持つ冬鳥のヒタキ

ジョウビタキはスズメ目ヒタキ科の鳥。

 

ヒタキ科の鳥は派手で美しい羽を持つものが多いのですが、ジョウビタキも例に漏れずオレンジの美しい羽を持ちます

 

ジョウビタキ オス

ジョウビタキ オス

 

ジョウビタキ メス

ジョウビタキ メス


生き物は全体的にオスの方が派手ですが、やはりジョウビタキもオスの方が派手な姿をしています。

 

ヒタキ類のメスはどの種も結構似ていますが、ジョウビタキのメスは以下が見分けのポイントです。

・背中から尾にかけてのオレンジ色
・翼に白い斑がある

 

地味な色合いのメスですが、ちゃんとジョウビタキらしいオレンジ色が入っているんですね。

 

また、オスメス共通の特徴である、翼にある白い斑点。

 

この斑点の特徴から、ジョウビタキは「紋付袴(もんつきはかま)」を着ていると喩えられます。

 

名前の由来は白髪頭

ジョウビタキ

名前の由来ですが、ジョウビタキの「ジョウ」は漢字で「尉」と書きます。

 

「尉」とは、能楽の翁(おきな)のこと。

 

ジョウビタキの名付け親は、オスの銀白色の頭を「男性の白髪(しらが)」に見立てたんですね。

 

また、ビタキは「火焚(ひたき)」のこと。

 

ジョウビタキは「ヒッ」「ヒッ」という鳴き声を出すのですが、この声から火打石を叩いた音を連想したようです。

 

以上を組み合わせると、

・ジョウビタキ = 白髪頭のおじいちゃんのヒタキ

という意味になります。

 

ジョウビタキのかわいいおじぎ 【縄張り意識が強い】

ジョウビタキ メス

ジョウビタキは、枝先でかわいい行動をします。

 

それは、「おじぎ」のような仕草。

 

周りがよく見える枝先に止まって、尾を揺らしながら「ヒッ、ヒッ」と鳴いて、キョロキョロします。

 

そして顔の方向を変える時には、一度頭を下げて「おじぎ」。

 

なんとかわいらしい仕草ですが、実はこの行動は縄張りアピール

 

見晴らしのいい位置に止まって鳴くことで、自分の縄張りを周りに示しているんですね。

 

そう、ジョウビタキは実は縄張り意識の強い鳥。

 

以下の記事で紹介しているモズとも、よく縄張り争いをします。

 

観察しやすい嬉しい鳥

ジョウビタキは、里山や田んぼ、公園、川原など幅広い場所で見られます。

 

開けた場所が好きな上に、縄張りアピールのために人目に付きやすいところに出てくるので観察しやすく、バードウォッチャーにとって嬉しい野鳥です。

 

ジョウビタキは冬鳥。

 

冬鳥については以下で解説しています↓

 

関東では、10月後半〜3月頃まで見られます。

 

10月になって、夏鳥もシギたち渡り鳥もいなくなってしまった頃に到着します。

 

寂しくなってしまった場所を再び賑やかにしてくれる、とっても嬉しい存在です!

 

おわりに

今回は、ジョウビタキの特徴と魅力について紹介しました。

 

実は、ジョウビタキは僕にとっても非常に印象深い野鳥

 

野鳥観察を初めて初年度、「身近な環境にこんな綺麗な鳥がいるのか!」と思い、色んな場所を探したもののなかなか見つからずでした。

 

ジョウビタキを探して1ヶ月ほど、年末頃の時期に林縁を歩いているとヒョコッと顔を出したのがジョウビタキ(オス)でした。

 

その時の感動たるや筆舌に尽くしがたい程でした。

 

あなたにも、そんな野鳥との出会いがありますように。

 

まだまだ魅力的な鳥たちがたくさん!そんな彼らの記事は以下でまとめています↓

 

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では、また。