ネイチャーエンジニア Blog

全国各地で年間100箇所以上探索するフリーランスITエンジニアが、自然をもっと楽しむための情報を発信。


TOP | 自己紹介 | アプリ・ゲーム | 


見つけた虫を識別したい!虫の名前を調べる3つの方法

虫の名前を調べたいけど、どう調べたら良いのか分からないよ…

似た虫が多くて、特定することまでたどり着けない!

 

こんな悩みにお答えします。

 

僕はネイチャーエンジニアの亀田です。

 

虫は種類がとても多い生き物です。

 

日本では、名前が分かっている昆虫は3万種もいると言われています。

 

こんな多様な虫の名前を調べるのは大変苦労しますよね。

 

虫を調べると、そんな壁にぶち当たったことがあるはず。

 

僕は全国各地を旅して様々な虫に出会いました。

 

その数、1500種類以上

 

出会った虫は自分の勉強も兼ねて自力で調べてきましたが、とても苦労しました。

(僕の活動内容は「自己紹介」の記事をご覧ください)

 

そうやって僕が試行錯誤して身につけた、虫の名前に辿り着く3つの方法を伝授します!

 

■ 目次 

 

 

 

1. 図鑑を使って虫を調べる

f:id:kkamedev:20180624230502j:plain
生き物の名前を調べるツールと言えば、図鑑

 

昔からずっと使われているツールです。

 

長く王道的なツールとなっているのには理由があります

 

  • 手元にあり、すぐに使える
    検索したいときにすぐに調べられる
  • 何度もページをめくるうちに親しみが湧く
    記憶として定着しやすい

 

ただ調べるのに便利なだけでなく、「学習」向きのツールなんです。

 

図鑑のデメリットもあります。

 

それは、図鑑を選ぶのが難しいことです。

 

なぜなら、虫は他の生き物と比べてあまりに種類が多い!

 

そのため、1冊で全種類の虫を網羅する図鑑はありえません

(そもそも名前の付いていない虫とかいます)

 

よって、図鑑の内容は著者の知識による偏りが発生します。

※学術的な図鑑など、網羅的に記載があるものもあります。でも高価です。

  

例えば、以下のような。

 

  • 特定のグループ(バッタ、チョウ、甲虫など)の掲載数が多い
  • 成虫だけでなく幼虫やさなぎの情報もある
  • イラスト or 生体写真 or 標本写真

 

ですが、これこそが図鑑の個性になるのです

 

そのため僕の場合は、面白そうな図鑑であれば、すでに同じジャンルの図鑑を持っていても結構買ってしまいます。

 

その結果、僕が読んだ図鑑は数十冊となりました

 

ということで、僕はいろんな図鑑の特徴が分かります。

 

そんな僕がおすすめする図鑑は、以下の記事で紹介しています。

 

2記事あるので、希望に合わせてご覧ください。

 

 

2. Webサイトで虫を調べる

f:id:kkamedev:20180712173401j:plain

Webサイトの強みは、2点です。

 

  1. 無料であること
  2. 掲載種数が多いこと(ただし、信頼性はサイトによる)

 

掲載種数が多い」という点がとても便利。

 

僕も図鑑に載っていないマニアックな種を調べたい時にいつも利用します。

 

本だと種数が少なくなるのは、不正確な情報は出せないからなのでしょう。

 

例えば、ハチやハエ、アブなどはまだ研究があまり進んでいなかったりして、名前がついていなかったり、そもそも未知の種の可能性もあります

 

そのような図鑑として出しづらい情報が載っているのがWebサイトなのです。

 

なので、「◯◯ムシのなかま」と言った感じに、名前が特定できない虫もよくいます。

 

そうでなくても、現実的には写真だけでは識別が難しく、特定が不可能な虫も多くいます。

 

そんな虫でも、とりあえずどのグループの虫か知っておくことは大変勉強になります

 

そういう用途に便利なおすすめWebサイトを知りたい場合は、以下の記事をどうぞ。

 

>> 虫の名前を調べるのに便利なWebサイト3つ - ネイチャーエンジニア Blog

  

3. Googleで虫画像を検索する

f:id:kkamedev:20180712170724p:plain

ツールではなく、検索テクニックのお話になります。

 

図鑑やWebサイトでも見つからない場合、自力で検索することになります。

 

将来AIがもっと賢くなればそれをすることもなくなるのかもしれませんが、現時点では難しいです。(判定アプリなどもありますが、種レベルで判定する精度はなさそうです)

 

そんな時、僕が使っているのが画像検索

 

手順は、

  1. 検索キーワードを作る
  2. 検索結果から絞り込む
  3. 経験を積んでから 1. を再度やる

の3ステップです。

 

1. 検索キーワードを作る

1つ目のポイントは、検索キーワードです。

 

キーワードを作るための手順は2つ。

 

  • 図鑑やWebサイトで外見が近い虫の「科」または「種」を特定する
  • 虫の外見的な特徴(色や模様など)を組み合わせてキーワードにする

 

出来上がるキーワードは、

「シジミチョウ オレンジ」

「メイガ 白 黒い線」

などです。

 

これを入力して検索することで、探している虫が出てくる確率がグッと高まります。

 

2. 検索結果から絞り込む

検索結果をザッと眺めていると、目的の虫と似た虫が出てきます。

 

似た虫の画像をクリックして詳細を見てください。

 

だいたい、サイト名か概要に虫の名前が出ています

 

そしてその虫の名前で再度検索する、を繰り返していきます。

 

するとそのうち目的の虫が出てくるんですね。

 

似た虫比較とか、虫関連の記事で虫がたくさん紹介されていたりするんです。

 

3. 経験を積んでから1.を再度やる 

もしここまでやって見つからなかったら、しばらく寝かせておきましょう。

 

そしてしばらくしてからもう一回検索キーワードを作ることからやってみます。

 

すると、次は見つかることがあります。

 

実は、この検索経験を積んでいくと、精度が段々とあがっていくのです。

 

なぜなら「当てる経験」が増えていくと、ツールを使わなくても虫のグループの特徴が分かってくるからです。

 

昔は「ヤガ科」だと思っていたのが、今見ると「メイガ科」だな、など。

 

何事も経験値が重要なのです。

 

虫の識別によって得られる最も大事なことは「名前」ではない

f:id:kkamedev:20180630121944j:plain

虫の名前を調べる方法をお伝えしてきました。

 

虫の名前が分かれば、その虫のことをもっと深掘りしやすくなります。

 

その虫の意外な一面にたどり着けるかもしれませんね。 

 

一方で、これらの方法を駆使しても、虫の名前は分からないこともあります。

 

そもそもまだ名前がついていない種もいますしね。

 

でも、そんなに気にする必要はありません。

 

虫の名前を知るよりも、その虫の名前を知りたいと思った気持ちが大切だからです。

 

名前を知りたいと思ったということは、その虫に何かしら気になることがあって「興味が湧いた」ということですよね?

 

その好奇心からスタートして名前を調べる道のりの中で色々な発見があったはずです。

 

この虫のグループにはこんな特徴があるのかー

こんな虫がいるんだ!この虫も見てみたい!

 

などなど。

 

虫の名前を知ることはゴールではありません。

 

その虫の名前を知ろうとすることで、さらに奥深くの情報を引き出しやすくなったり、新たな虫との出会いを生み出してくれるのです。

 

僕は虫の識別をしていて、「ベニヒラタムシ」という甲虫がいることを知りました。 

 

いつか会いたいなー、と思っていたのですが、先日新潟の山に行った時に偶然出会えました。

 

事前に知っていなければ、何気ない出会いだったかもしれませんが、知っていたことで嬉しい出会いと感動が1つ増えたわけですね。

 

虫は種類が多いから、1つの虫をきっかけにいろんな出会いを連れてきてくれる機会も多いのです!

 

おわりに

膨大な種類の虫の名前を調べるのは大変です。

 

今回、虫の名前を調べる方法として、

 

  • 王道の安定な虫識別ツール「図鑑
  • 整っていないかもしれないけど情報量が豊富な「Webサイト
  • 自力で工夫しながら調べる「Googleで画像検索

 

をご紹介しました。

 

ただ、虫の名前を調べて終わり!ではなく、ぜひこれをきっかけにさらにその虫を調べたり、調べる過程でいろんな虫に出会ってください。

 

僕も、図鑑や調べる過程で出会った虫たちの中から、気になった虫たちを「いつか出会いたい虫リスト」にまとめています。

 

これからも一緒に虫たちとの出会いを楽しみましょう!

 

関連記事

www.nature-engineer.com