ネイチャーエンジニア いきものブログ

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「ヨコバイ科」の昆虫の特徴と種類【不思議でかわいい虫】

クロスジホソサジヨコバイ

ヨコバイってどんな虫?

こんな疑問にお答えします。


ネイチャーエンジニアの亀田です。


ヨコバイ」という虫、聞いたことはありますか?


僕の印象では、あまりメジャーでない昆虫です。(僕が子供の頃は知らなかった)


しかし、ヨコバイは身近な場所にもいろんな種類がいる、とても魅力的な虫です。


今回は、ちょっとひょうきんな姿のかわいい虫「ヨコバイ」について紹介します。




 

ヨコバイ科の特徴

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」とは、生物分類における階層の1つです。


分類について詳しくは以下をどうぞ↓


ヨコバイ科は、「カメムシ目ヨコバイ亜目」に属します。


聞きなれないマイナーなグループなのですが、ヨコバイ亜目って実は結構大きなグループでして。


セミもこのグループに含まれます。(セミはかなりの近いグループの虫です)


アブラゼミ

アブラゼミ


他にもツノゼミウンカハゴロモといった、個性的な仲間たちが集まるグループなのです。


このような大きなグループ「ヨコバイ亜目」の中に、「ヨコバイ科」があるのです。


ちなみにヨコバイの名前の由来は、「横這い」。


ヨコバイの仲間は、危険を感じると横移動して葉の裏などにササッと隠れます


こんなひょうきんな行動から名付けられました。

ヨコバイ科の種類

そんな魅力的なヨコバイ科の虫たちを紹介します。

ツマグロオオヨコバイ

ツマグロオオヨコバイ

ヨコバイの中でも、この虫が最も目立ち、身近に感じられる種ではないかと思います。


その理由は、以下の通り。

・黄色い姿が目立つ
・ヨコバイの中ではかなり大型
・春から秋まで長い間見られる
・いろんな植物の汁を吸う


身近なインパクトNo.1のヨコバイですよ!

クロスジホソサジヨコバイ

クロスジホソサジヨコバイ

体長5mm程度と、とても小さい虫。


ですが、その体には太い黒いライン。その周りに鮮やかな赤いラインが描かれており、よく見ると非常に美しいヨコバイです。


そして嬉しいのが、虫の少なくなる晩秋に見られること。


12月にも観察できる、貴重な虫なのです。

オオヨコバイ

オオヨコバイ

名前に「大」がつきますが、それでも体長は10mm程度。


この種は鮮やかな緑色のボディを持っているのが美しいんです!


体の色味はかなり個体差があり、写真よりも鮮やかな緑や黄色を持つ個体もいます。

クロヒラタヨコバイ

クロヒラタヨコバイ

ツノゼミのような、アワフキムシのような、ヨコバイとしては変わり種の姿を持つ種です。


漆黒のボディとマスコットのような大きな目が特徴的です。

ブチミャクヨコバイの一種(幼虫)

ブチミャクヨコバイの一種(幼虫)

なんともヘンテコな姿のヨコバイ。


たまに幼虫の姿は見られるのですが、なぜか僕は成虫の姿を見たことがないです。


成虫になると、途切れた脈条の線があるのが特徴の、不思議なヨコバイです。

害虫としてのヨコバイ

こんな個性的で面白いヨコバイですが、実は彼らは害虫扱いされる虫です。


なぜなら、彼らの好物は植物の汁だから。


汁を吸って、植物を弱らせてしまうんですね。


そういうわけで、草食性の虫は基本的に害虫にされてしまうのです。


また、彼らは人を刺すこともある「らしい」です。


というのも、僕はこれだけ探索していて一度も刺されたことはありません


ヨコバイは植物食なので、パニックになって防衛的に刺したり、間違えて刺すことはあり得ます。


いずれにしても積極的に指す虫ではないので、無闇に怖がる必要はないかと思います。

おわりに

ヨコバイの仲間は、識別が難しいのか研究が進んでいないのか、身近な種でもあまり図鑑への掲載がなかったりします


ただでさえそんな状況ですが、山などに行くと、平地で見られないヨコバイが結構いたりします。


図鑑に載っていない種が見つかることも多く、不思議なヨコバイたちの探索はちょっとした宝探し気分に


まだまだ未知のヨコバイを、ぜひ観察してみてくださいね!


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では、また。