ネイチャーエンジニア いきものブログ

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身近な小鳥・カラ類の種類と魅力【「カラ類の混群」の観察が面白い】

シジュウカラ

家の近くでかわいい小鳥を見た!

カラ類って言うらしいけど、それっとどんな鳥?

こんな疑問にお答えします。


ネイチャーエンジニアの亀田です。


このブログでも小鳥はたくさん紹介してきましたが、「ザ・小鳥」とも言うべき定番の小鳥たちがいます。


その名も「カラ類」。


その中には、きっとあなたが身近な場所で見たことのある小鳥が含まれていると思いますが、種類によっては山や特定の地域でしか見られないものも。


さらに彼らは「混群」を作るという習性があり、これを観察するのもとても面白いです!


というわけで、今回は「カラ類」「混群」の意味と、彼らを観察する面白さについて紹介します。




 

カラ類(雀類)とは?

カラ類とは、「〇〇カラ」という名前の鳥たちのことを指します。


カラ類のカラは漢字で「」と書きますが、スズメ(雀)は含まれません。


よく図鑑や野鳥に関する情報に「カラ類が見られる」などとありますが、それは「〇〇カラ」という名前の鳥が複数種見られることを指します。

カラ類の仲間の種類

カラ類には、以下の6種類が含まれます。

・シジュウカラ
・ヤマガラ
・ヒガラ
・コガラ
・ハシブトガラ
・ゴジュウカラ

このうち、ゴジュウカラだけは分類のグループが違い、ゴジュウカラ科に属します。(他の5種はシジュウカラ科


」というのは、生物の分類の単位のことで、以下の記事で詳しく紹介しています↓


シジュウカラ

シジュウカラ

平地で最も身近なカラ類だと思います。


胸にあるネクタイのような模様が特徴的。

ヤマガラ

ヤマガラ

とても器用な鳥で、かつては縁日のおみくじ引きなどの芸で活躍。


オレンジ色のカラ類はこの種だけなので、見分けやすい。

ヒガラ

ヒガラ

頭のてっぺんが寝ぐせっぽくなっているのが特徴。


シジュウカラに似ているが、胸のネクタイ模様がないのと、背の黄色い部分がありません。

コガラ

コガラ

山に多く、平地ではあまり見られない。


後述するハシブトガラと激似で、見分けが難しいです。

ハシブトガラ

ハシブトガラ

コガラと似ているが、こちらは北海道でしか見られません。


ハシブトガラのくちばしは太く、会合線という線がはっきりとありますが、僕はこの特徴では明確に見分けられません。


そこで、コガラは尾が丸いが、ハシブトガラは尾が角ばっているという違いがあり、こちらの方が分かりやすいです。


上の個体は北海道で長年野鳥観察している方と一緒に特徴を確認したので、ハシブトガラで合っているハズです。

ゴジュウカラ

ゴジュウカラ

キツツキ類のように、木の幹と平行して移動する動きが特徴的。


写真のような、頭を下方向にして首を上げる独特のポーズをよくします。

カラ類の混群の観察が面白い!

カラ類の種類は、どの種も雀くらいの小さなかわいい小鳥たちばかり。


しかしカラ類の面白いところは、個々の魅力だけではありません。


特徴的なのは、繁殖期以外の時期は、複数種の群れを作って生活すること


基本的に動物の群れは同種どうしで作られることが多く、異なる種と一緒に行動することはあまり多く見られません。


ちなみに、この群れのことは「カラ類の混群」なんて呼ばれます。

混群に出会った時の様子

この混群には、森や林を歩いている時に時折出会います。


森の奥からにぎやかな声が聞こえて、それが少しずつ移動している。


その声に近付く(または近付いてくる)と、実に色々な小鳥たちが忙しく飛び回る様子が観察できます。


森の中で出会うカラ類の混群は、まるで嵐のよう

・彼らが近付いてくると、「ツツピー、ツツピー」「ツピピピ」という歌声の数と音量がだんだんと上がってくる

混群の渦中にいる時は、お祭りのようににぎやかな歌声に包まれる

彼らが過ぎ去った後は静寂に包まれ、とても寂しい気持ちに笑


こんな「カラ類の混群」との出会いはとても印象に残ります。

混群を作る理由

彼らカラ類が混群を作る理由ははっきり解明されていないようですが、色々な能力や特徴を持つ鳥たちがいることで、

・自分たちを狙う敵を発見しやすくする
・餌を見つけやすくする

などの利点があるためではないか、と言われています。

混群の構成【思わぬ出会いがあることも】

カラ類の混群には、カラ類以外の鳥が混ざることもあります。


よく混ざっているのは、エナガやメジロ、コゲラなど。


エナガ

エナガ


メジロ

メジロ


コゲラ

コゲラ


何が混ざるかは、地域や場所などそれぞれのケースによって違います。


僕が北海道で探索していた時は、上記のほかキバシリやアカゲラが混ざっていることが多くありました。


アカゲラ

アカゲラ


キバシリ

キバシリ


このように、カラ類の混群との遭遇は一度に色々な種類が見られるので、とても楽しいです。


たまに思いがけない鳥が混ざっていることもあるので、彼らに出会った時は人の目線の高さの鳥から木の上を飛び移っている鳥まで、注意して観察することをお勧めします。


彼らとの出会いは、まさにラッキーチャンスなのです。

おわりに

今回はカラ類について紹介しました。


彼らは身近な場所で見られるカラ類たちですが、個別の種の観察だけでなく、その群れの構成や動きを観察するのも楽しいところですね!


林や森に行った際は、ぜひ彼らにも注目してみてください!


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では、また。


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