あ、ムクドリがいる!
ムクドリ科の鳥には、他にどんな鳥がいるの?
こんな疑問にお答えします。
ムクドリ科の鳥は、ずんぐりした姿がとってもかわいらしい鳥です。
さらに歩き方までかわいらしく、そのよちよち歩きを見ているだけでも癒されます。
そんなかわいらしいムクドリ科の鳥たちにも、様々な種類のものがいるんですよ!
僕はネイチャーエンジニアの亀田です。
年間100回以上全国各地で生き物観察をし、様々な野鳥に出会ってきました。
そんな鳥好きの僕が、ムクドリ科の種類と魅力を紹介します。
ムクドリ科の鳥の魅力
ムクドリ科は、スズメ目という分類グループに含まれる科です。
僕が思う、ムクドリ科の鳥の魅力は大きく2つ。
2. 歩き方もかわいらしい
1. 丸みのあるずんぐり姿
ムクドリ科に含まれる鳥は、丸みのある姿がかわいらしい鳥たち。
どの種も体のサイズは20cm以上30cm未満といったところで、スズメよりも1周り大きいくらいです。
丸みのある体型のムクドリ
このずんぐり姿がなんだか愛嬌があって、愛着が沸いてくるんですよね。
ムクドリの仲間は群れでいることが多く、単独行動している所はあまり見かけません。
そんなムクドリの群れには、別種が混ざっていることもあるのです。
渡りの季節にムクドリの群れに遭遇した時などは、よく観察すると思わぬ出会いがあるかもしれません。
ムクドリの群れに混ざっていることのあるコムクドリ
2. 歩き方もかわいらしい
ムクドリは歩き方もかわいらしい鳥です。
ヨチヨチというか、トコトコというか、こちらもほのぼのした気分になる歩き方なんですよね。
ムクドリのよちよち歩き
でもこの歩き方をしながら、ずっと下を向いて止まらずに地面のえさを探し回るものだから、歩いている姿をいい感じに撮影するのは、なかなか難しい。
撮影が難しい時は、もう肉眼での観察にして癒されに専念するのも、手です笑
ムクドリ科の鳥の種類
ムクドリ
最も身近なムクドリで、もともと農地近くの林などで暮らしていたのが、都市生活に適応しました。
街路樹などをねぐらにして都会生活にも適応したのですが、住民からは糞害などにより厄介者とされている面もあります。
ちなみに日本ではムクドリは普通に見られますが、世界的には分布は狭い鳥で、アジア付近でしか見られません。
ムクドリがごく身近に見られるって、欧米のバードウォッチャーなどからするとうらやましく思っているのでしょう。
コムクドリ
日本へは夏鳥として渡ってくるムクドリ。
オスはカラフルな美しい羽を持ちます。(上の写真はオスです)
渡りの季節は、ムクドリの群れに混ざることがあります。
ホシムクドリ
冬鳥として渡ってくるムクドリ。(日本に飛来する数は少ない)
黒緑色に輝く羽と、白い斑点模様が美しいです。
農耕地などでえさを探しながら歩き、やはりムクドリらしい行動を取ります。
ハッカチョウ
髪の毛のような冠羽が特徴的。
本州で見られるものは、人が移入した外来種となります。
ちなみに上の写真は台湾で撮影したもの。
都市部近くの川原にいて、人工物を利用して生活している様子でした。
ミドリカラスモドキ
黒緑色の羽と赤い目という、ユニークな姿のムクドリの仲間。
こちらも基本的に日本では見られない鳥で、インド東北部と東南アジア広範囲に生息する鳥です。
台湾では野生化して外来種となったとのこと。
僕は台湾とマレーシアで観察しました。
かわいいムクドリたちを観察しよう!
ムクドリ科の鳥は、姿も歩き方がとってもかわいらしい鳥たちです。
まずは身近なムクドリから、ぜひ観察をしてみてください!
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