ネイチャーエンジニア いきものブログ

虫・鳥などの動植物の魅力や知識など、自然観察をもっと楽しむための情報を発信します。

虫ゲームや鳥ゲームを通じて伝えたいこと

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ネイチャーエンジニアの亀田です。


僕は虫や鳥など、生き物が主役のゲームアプリを複数リリース・運営しています。


その中の1つ「虫&バトル」についてのレビュー記事をいくつか見つけたのですが…


appget.com

gameappch.com


上2つの記事ではゲームシステムなどを丁寧に紹介してくださっているのはもちろん、僕がゲームを通じて伝えたかったことがまさに書かれていて、とても嬉しい気持ちになりました。


というわけで、僕が初心を忘れないためにも、運営するゲームを通して伝えたいことを書いてみようと思います!





 

面白い生き物は身近な場所でたくさん暮らしている

僕が伝えたいことは、「身近な生き物の魅力」です。


僕らの生活範囲では、実はとてもたくさんの生き物たちが暮らしています。


その多様さは想像以上のもので…


僕は東京の都市部に暮らしていますが、生き物観察を始めた時は「都会でもこんなにたくさんの生き物が暮らしているのか!」と驚いたものです。


その後は言わずもがな、生き物たちの魅力の沼にどんどんとのめり込んでいったのでした。


ちなみに、どんな生き物が身近に暮らしているのか?


例えば、オレンジ色のチャーミングな「ジョウビタキ」という鳥が、家の横のブロック塀の上で鳴いていたり…


ジョウビタキ
ジョウビタキ


"最も美しい蛾"と言われることもある巨大な蛾「オオミズアオ」と、大都会の真ん中にある公園で出会ったり。


オオミズアオ
オオミズアオ


関心を持たないとなかなか気付けないものですが、意識を向けると実は身近な場所に素敵な生き物たちはたくさん暮らしているのです。




生き物たちの危機

一方で、身近にいる素敵な生き物たちも、関心を持つ人が減ってしまえば、そのすみかとなる環境は破壊されてしまうことがあります。


その結果、人知れず姿を消してしまう可能性があるのです。


例えば、スズメツバメと言えば日本でメジャーな鳥たちですよね。


ツバメ
ツバメ


しかし現在では、餌場となっていた農地が減ったり、日本人の住宅環境が変化したこと等により、その個体数は以前より減少していると言われています。


鳥はまだ目につきやすいですが、小さな虫などでは、彼らの生息環境が脅かされている例は把握しきれないほどに例があるでしょう。


この状況に対して、僕としては素晴らしい生き物たちを未来も見続けていきたいし、生き物を同じく愛する人たちと今後も語り合いたい


そのために僕ができることとしてやっているのが、「身近な生き物の魅力を発信すること」だったのです。

ゲームを通じて伝えたいこと

最初に書いた通り、僕が伝えたいことは「身近な生き物の魅力」です。


僕は今まで10本以上のゲームを配信してきましたが、なぜ複数のゲームを出しているのかというと、生き物は切り口によって見られる魅力が異なるからです。


例えば「虫育成ゲーム むしいく」は、天敵や災害を退けながら育てていくゲーム。


虫育成ゲーム むしいく

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伝えたかったのは、

・虫の「変態」の能力の面白さ
・虫が野生で生き抜くための厳しさ

などです。


鳥パラダイス」は、環境を育てて、そこに来訪する野鳥を観察するゲーム。


鳥パラダイス

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伝えたかったのは、

・「環境」によって生息する鳥が異なること
・鳥を追うのではなく、鳥が来てくれる環境を残していくことの大切さ

などです。


虫&バトル」は、様々な能力を持つ虫たちをチーム編成して、生き残るためにバトルを勝ち抜いていくゲーム。


虫&バトル

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伝えたかったのは、

・虫自体の多様さ(=虫をさまざまな組み合わせで編成できる)
・虫が生き抜くためのすごい能力や武器

などです。


このように、それぞれのゲームで切り口を変えて、生き物たちの魅力を発信しています。


冒頭で紹介した「虫&バトル」のレビュー記事では、


「昆虫たちを観察しつつ手助けしていくストーリーだが、そこには実際の昆虫の生態がしっかり盛り込まれていて非常に勉強になる。」

「筆者は虫が苦手なものの、本作のプレイで少し虫が好きになってしまうのではないかと思えました。」


などと紹介してくださっていました。


ゲームシステムだけでなく「虫自体の魅力」という、僕が真に伝えたいことが書いてあって嬉しくなったのでした。

今後のゲームづくり

僕の中でゲームというのは、「体験・シミュレーションするツール」として非常に有効なものだと考えています。


※ちなみに当ブログは「知識や情報という観点で、生き物の魅力を発信する」という位置付けです。


まだ提供できていない切り口もあったり、同じ切り口だけど別の表現ができそうなものなどがあり、それらは今後バージョンアップや別アプリとして提供していきたいと思っています。


大きな更新や新規アプリのリリースなどがあれば当ブログでお知らせいたしますので、引き続きよろしくお願いいたします!


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