「子ども科学電話相談室」というNHKのラジオ番組があります。
この番組自体は以前から知っていたのですが、先日この番組の「過去の質問まとめ」というページを発見しました。
これはなんと過去の質問がテキスト起こしされているもの!
ラジオでは生放送なので、リアルタイムで見れない場合、後から番組であった質問を見られるのはとても嬉しいのです。
僕はネイチャーエンジニアの亀田です。
年間100回以上全国各地で生き物観察をし、様々な生き物に出会ってきました。
そんな生き物好きの僕が、子ども科学電話相談室の魅力について紹介します。
子ども科学電話相談室とは?
子ども科学電話相談室は、日常生活の中で浮かぶ自然や化学に関する疑問を、小中学生から専門家の先生に質問できる、NHKのラジオ番組。
夏休みや冬休みなど、小中学生が長期休みに入る時期に放送されています。
子ども科学電話相談室の魅力
子どもの無邪気な質問(無茶ぶり)
この番組の1つの魅力は、子どもたちからの無邪気な質問です。
例えば、
人は何のために生きているの?
といった壮大なテーマの質問だったり、簡単に回答できないような質問(無茶ぶり)が飛んできます。
こういった、普段思いつかない発想から来る質問だったり、質問として言葉にすることのないようなものが出て来るのが面白いところです。
これらの質問に対しての回答は単純に勉強になるし、専門家の先生の答え方もこの番組の魅力。
僕は小学校で生物観察クラブの講師をやっていますが、実際に子どもたちからこういう純粋な質問が来ることもよくあるので、自分だったらどう答えるか、みたいなことも楽しんでいます。
回答する先生たちが豪華
子ども科学電話相談室に登場する先生たちが、とても豪華!
以下で回答している先生たちが見られます↓
例えば僕は虫が好きですが、昆虫学者として有名な丸山先生も登場。
以下は、丸山先生の「昆虫はすごい」という本。
文字情報多めですが、内容が濃くて意外とサクサク読めてしまいます。
こんな先生たちの考えが聞けるのはとても貴重ですよね。
さらにたまに、僕が聞いていても質問の回答にいまいちしっくり来なかった時に、子どもたちが「よくわかんない」といったり、追い質問をすることも。
その様子を聴いていて、思わず「おお、子どもたちもっと行け行け!」と応援してしまうことも笑
そうするとさらに話が引き出されて、より深い話が聞けたりするのです。
回答する側としては大変だとは思いますが、聴く側としては嬉しいですよね。
「過去の質問まとめ」がオススメ!
今回この記事を書こうと思った理由が、この「過去の質問まとめ」。
このサービスが僕はとても便利だったので、共有したいと思ったのでした!
これは、過去にあった子どもたちからの質問をテキスト起こししてくれているもの。
まとめののページは以下です↓
これが良いと思う理由は、以下の3点です!
2. 好きなところだけ読めば良い
3. 読み返しやすい
1. 聴き逃しても大丈夫
僕は普段家でラジオ聴くことはないし、放送は昼なので普通に聞き逃してしまうことは多々あります。
そんな場合も、過去の質問まとめページで解決!
ちなみに「聴き逃しサービス」というのがあって、それは期間限定でラジオ自体を聴き直しできます。
しかし、テキスト起こしの「過去の質問まとめ」ならではの魅力が。
それが以下の2つの理由です。
2. 好きなところだけ読めば良い
僕が動画や音声コンテンツが弱いと思う部分は、「スキップできない」ということ。
見たい・聞きたい場所が分からないので、とりあえず最初から順に流す必要があり、ちょっとストレスです。
しかし、テキスト起こしの良いところは、自分の好きなところだけ読めること。
最初の挨拶のところとかは流して、メインのところだけ見ることも可能なのです。
また、キーワード検索もできるので、見たいところにすぐにジャンプできるのも良いですね。
3. 読み返しやすい
動画や音声って、一度聴いた後にもう一度見たい時、戻すための操作をするのちょっと面倒ですよね。
再度聴くのにゲージを毎回戻さなきゃいけない。
それに対して、テキストはよく理解したいところはじっくり見ることができるし、途中で分からない単語が出てきた時に途中で調べることも可能。
テキストって見返したり復習するのに、優秀な表現方法だと思います。
おわりに
子ども科学電話相談室の魅力や、「過去の質問まとめ」の良い点を紹介しました。
ちなみに、ラジオで直接聴くのは雰囲気が伝わって良いですが、要点だけ知りたい時には、テキスト起こし、とても便利だと思います。
子ども科学電話相談室は、子どもたちが自分の代わりに今まで言葉にできなかった疑問をぶつけてくれる、とってもためになる番組なのでぜひ一度聴いてみてくださいね。
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