僕は全国各地で自然観察を行いながら、各地で出会った生き物たちの魅力を、ブログやアプリで発信しています。
このたび、YouTubeで「ネイチャーエンジニア いきものちゃんねる」というチャンネルを開設しました!
このチャンネルでは、僕が出会った魅力的な生き物たちを、音声や映像で紹介します。
「このブログの生き物紹介とはどんな部分が違うの?」と思う方もいるかと思います。
YouTube、ブログそれぞれの得意な表現がありますので、それも交えて今後YouTubeで発信する内容を紹介します。
また、僕がYouTubeを始めた理由についても紹介していきます!
YouTubeで発信する内容
このたび開設した、YouTubeの「ネイチャーエンジニア いきものちゃんねる」で取り上げる内容は、
・生き物観察に関する情報の紹介
などが主になる予定です。
テーマは当ブログと大きくは変わらないのですが、YouTubeでは動画ならではの「音声」「映像」が活用できます。
例えば、当ブログでは多くの野鳥を紹介していますが、「野鳥の声」などはブログ内では表現できませんでした。
しかしYouTubeであれば、こういった部分も表現が可能です。
例えばメジロの紹介動画などでは、実際のメジロの声を動画内に入れ込んでいます↓
このように、YouTubeの方では実際のいきものの「声」「行動」の映像も含めつつ紹介していきます。
では、「動画版はブログのパワーアップ版なのか?」というと決してそういうわけではなく、ブログの方が得意なこともあります。
例えば以下のような点は、ブログの方が便利な場合が多いと思います。
・検索などで必要な情報に素早くアクセスする
・関連情報へのジャンプ(リンクなど)
・コンテンツの更新(動画だと別動画に切り出す必要がある)
逆に言えば、上記のあたりが動画の弱点でもあります。
そのため、YouTubeの概要欄で動画内の用語や対応記事を紹介するなど、ブログと連携して補い合う形で運営していこうと思います。
ブログ&動画&アプリのトリプルタッグで、読者さん・視聴者さんには今まで以上に生き物を楽しんでもらえるようにしたいと思っています!
僕がYouTubeを始めた理由
今までYouTubeをやらなかった理由
「YouTube(動画)なら、音声などの表現もできるなあ」と、メリットはかなり前から理解していましたが、動画を始めようと思ったのは実はごく最近です。
その大きな理由は以下の2つ。
・自分自身、動画よりも文章を読むことが多い
このように、自分と動画との距離感が近くなかったからです。
しかし、ある日YouTubeで虫を名前で検索した時に、その気持ちに変化がおきました。
虫を検索すると、「虫を大量に捕まえる動画」「虫をネタにした動画」のようなものが、ズラリと並んだのです。
虫を捕まえることなどの行為自体を、否定する気持ちはありません(捕獲する時に環境への配慮はすべきだと思いますが)。
ただ、検索結果に並ぶのはこのような動画たちばかりで、そのバランスの悪さに不安な気持ちになったのです。
生き物そのものの魅力とは
生き物は、"生き物そのもの"に興味を持って観察をするからこそ、感じられる魅力があります。
例えば以下のコクワガタは、身近でよく見られるし、他のクワガタと比べて小型なので過小評価されがち。
過小評価されがちなコクワガタ
しかしコクワガタに興味を持ってよく考えてみると、生息環境が幅広いということは「環境適応能力が高い」、すごいクワガタであるということ。
この視点は、"捕まえること"が目的になっていたり、希少性だけを求めているとなかなか得られません。
YouTube開設を決意
しかし現状は、子供たちがYouTubeで虫を検索したときにも、捕まえる動画などばかりが並ぶはずで、「"虫そのものの魅力"に関する情報が、選択肢としてそもそもない」のです。
選択肢がないと、生き物としての虫の魅力に気付けなくなってしまう。
これでは、「生き物を愛する気持ち」や「生き物の真の魅力に気付く力」が育つきっかけはほぼないのではないか、と思いました。
しかし、いくら僕がただ不安になっていても、選択肢は増えない。
だから決めました。
「ないなら、自分が作ってみよう!」
これが僕がYouTubeを始めた理由です。
「ネイチャーエンジニア いきものちゃんねる」の現状とこれから
「ネイチャーエンジニア いきものちゃんねる」では、これからも僕が出会った生き物たちの魅力を紹介していきます。
僕には不足している知識も多くありますが、一方で「自分自信の足で各地を回り、この目で観察してきたからこそ、伝えられる魅力もある」とも思っています。
動画のクオリティや内容について未熟な点も多くあると思いますが、その辺りは発信しながら改善を続けていきます。
今後もチャレンジ・改善を続けながら、生き物の魅力を伝えていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
僕の自己紹介や作品、SNSなどは、以下をどうぞ↓。