※2018/5/30更新
ネイチャーエンジニアの亀田です。
「都会に住んでいても見られる虫ってどんなものがいるんだろう?」
というあなたに、僕が実際に観察した経験をまじえて虫の魅力をご紹介します。
今回は秋に見られる2種の赤いチョウ、
アカタテハとヒメアカタテハ
をご紹介します。
■ アカタテハ(チョウ目タテハチョウ科)
■ ヒメアカタテハ(チョウ目タテハチョウ科)
両種とも秋によく見られます。
オレンジ/赤/白の色合いが特徴のチョウです。
アカタテハとヒメアカタテハの違い
この2種の一番の違いは「羽の褐色部分の領域の広さ」です。
比較しないと気づかないですねー。
こうやって写真で比較すると、「なるほど」と思うわけですが、屋外で見ると結構見分けるのは難しかったりします。
比較しながら見ているわけではないし、ずっと止まっているわけではないので、パッと見で細かいところをはっきり見れないのですよね。
どこにいるの?
アカタテハとヒメアカタテハでは見られる場所が違います。
よく似た2種ですが、生息する環境が違うのですね。
ヒメアカタテハは草原で見られます。
アカタテハは林縁で見られます。
僕は秋の時期は、カモや渡り鳥を見る為に湿地や草原に行くことが比較的多いので、ヒメアカタテハの方がよく見ます。
でもたまに、ヒメアカタテハかなーと思って見ると、「あれ、何か違う?」と違和感が。
よく見ると、アカタテハだったりすることが。
たまに意外なところでアカタテハを見つけると、ラッキーな気分になります。
おわりに
いかがでしたか?
普段から観察し、そのいきものを見る回数を重ねると、似ていても雰囲気が違うものに違和感を感じるようになります。
図鑑やネットで知ってはいても、雰囲気の違いまでつかめないことも多いです。
でも経験を重ねて、探索時に違和感をビビッと感じた時のワクワク・ドキドキ感はなかなか中毒性がありますよ!笑
以上、アカタテハとヒメアカタテハの紹介でした。
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