僕は年間100回以上全国各地で生き物観察をし、様々な動植物に出会ってきました。
11/25、26、宮城県で「おおさきめぐり旅」というツアーのガイドをさせていただいたので、その報告をさせていただきます！
▼ツアー内容についてはこちら
www.nature-engineer.com
当日の様子がわかる動画も公開されました！
▼化女沼いきものさがしツアー
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▼マガン観察ツアー
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化女沼いきものさがしツアー
ツアー3日前ほどの天気予報によると、週末の天気は曇り〜雨模様。
気温も週末だけ極端に下がり最高気温は5度とのこと。
いざ当日、実際気温はかなり低く雪がパラつく場面も。
しかしながら天気は悪くなく、観察中の多くの時間は綺麗な青空が見えました。
モミジはちょうど綺麗に紅葉しており、青空に映えていました。
虫はほとんど見られないかもと思っていましたが、赤とんぼが寒空の中元気に活動する姿が見られました。
そのトンボを観察していると、その近くをてくてくと歩くアカホシテントウの姿も。
虫たちはたくましいですね。
また樹木の冬の装いである「冬芽」や「ロゼット」も観察。
サクラの冬芽を観察していると、カナヘビが木の枝に刺さっているのを発見。
これはおそらく「モズのはやにえ」。
普段探しても、意外と狙って見つけるのが難しいんですよね。
今回はモズならではの個性的な習性も観察でき、ラッキーでした。
最後に化女沼に浮かぶ、多数の冬ガモたちを観察。
沼の一角を観察しただけにも関わらず、8種ほどのカモが見られました。
この季節ならではの化女沼の景色をたくさん観察できました。
伊豆沼マガンのねぐら立ち観察
2日目は、1日目よりも風も穏やかになりました。
マガンのねぐら立ちは早朝ですが、観察のしやすい気候でした。
日の出前に観察場所である展望台に着くと、ガンたちが水面で鳴いていて、すでににぎやかな状況。
この「いまかいまか」といった声を聞くだけで、なんだかワクワクしてしまいます。
それから日の出の時間が過ぎてしばらくすると、1羽のガンが水面から飛び立ちました。
するとそれを契機に、周りのガンたちが連鎖的に出発。
まるで大波のように周りを巻き込みつつ豪快な音を立てて飛び立つ様子は、圧巻の光景でした。
伊豆沼にはなんと10万羽以上ものガンが飛来します。
これほど数多くのガンが飛ぶ姿というのは、宮城でしか見られない光景。
スタッフや参加者のみなさんも興奮して観察されていて、大変嬉しかったです。
この2日間を経て、宮城の魅力を改めて感じることができました。
おわりに
ちなみに1日目の午後の薬膳茶会と、2日目の午後の漆塗体験は僕はお客さんに混ざって参加させていただき、僕自身ツアーを堪能してしまいました。
それにしても、ツアー中ずっと菅原工務店のスタッフのみなさんが穏やかでアットホームな空間を作ってくださり、とても良い雰囲気でツアーを執り行うことができました。
ツアーに参加してくださったみなさま、スタッフのみなさま、本当にお疲れ様でした＆ありがとうございました！
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