ネイチャーエンジニア いきものブログ

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クチナシの特徴と魅力【五感で楽しめる三大香木の一種】

クチナシ

花からとってもいい香りがする!

この花ってどんな植物なの?

こんな疑問にお答えします。


写真の花はクチナシという植物。


梅雨時期に、その綺麗な花の姿だけでなく、とっても良い香りで僕らを楽しませてくれます。


さらにこの植物は、名前の由来となった実であったり、面白い虫の食樹であったりと、魅力がたくさんあるんですよ!


僕はネイチャーエンジニアの亀田です。


年間100回以上全国各地で生き物観察をし、様々な植物にも出会ってきました。


そんな僕が、今回はクチナシの特徴と魅力を紹介します。




 

クチナシの魅力

僕が思う、クチナシの魅力は大きく3つ。

1. 良い香りのする花【三大香木の1種】
2. 名前の由来になった変わった果実
3. オオスカシバの食樹


1. 良い香りのする花【三大香木の1種】

クチナシの花は6〜7月頃咲きますが、その最大の特徴は「香り」。


実はクチナシは「三大香木」という、"良い香りのする樹木三選"のうちの一種なのです。


その素晴らしい香りを放つ花の姿がこちら。


クチナシの花

クチナシ


この香りに対する良い表現がなかなか出てこないのですが、とにかく"甘い良い香り"がするのです。


どれくらい良い香りかと言うと、僕が道を歩いていた時のこと。

信号待ちしていたら、何やら良い香りが…

なんだか気になって信号が青になっ他にも関わらず、その香りの元を探してみることに。

すると、5mくらい先にこのクチナシの花が咲いていました。


ちょっと伝わりづらいかもしれませんが、気になって探してしまうくらいに良い香りを放つ花なのです。


ちなみに三大香木の残りの二種は「ジンチョウゲ」と「キンモクセイ」。


キンモクセイの香りも遠くから気付くような香りを放ちますが、そのようなイメージです。


クチナシの花を見つけた時は、ぜひその香りを確認してみてください!

2. 名前の由来になった変わった果実

クチナシを感じで書くと、「口無」。


名前の由来は諸説あるようですが、僕が使っている図鑑ではどれも「」から来た由来が掲載されていました。


その由来とは、「実が熟しても開かない=口無し」とのこと。


その実の姿が以下です。


クチナシの実

クチナシ 実


クチナシの実は写真のようにオレンジ色をしていますが、この果肉は着色料として食品に使われています。


また体に良い効能もあるようで、漢方薬としても活躍しています。


クチナシの実は姿が面白いだけでなく、人の生活も支える樹木なのですね!

3. オオスカシバの食樹

クチナシと言えば、オオスカシバというガ(蛾)の食樹でもあります。


食樹については以下の記事をどうぞ↓


クチナシの葉を食べるオオスカシバの幼虫

オオスカシバ 幼虫


写真の通り、オオスカシバの幼虫は大型のイモムシで、食欲旺盛。


この幼虫がいる付近の葉は結構激しく食べられ、丸坊主にされていることも


ちなみにこの幼虫が育って羽化すると、こんな姿になります。


オオスカシバ 成虫

オオスカシバ


オオスカシバというガは、色々と面白いガで、

・透明なはねを持つ
・昼行性
・ホバリングしながら長いストローを出して蜜を吸う

と、ガっぽくない特徴をたくさん持っています。


吸蜜する姿がハチドリのようなので、人気のあるガです!


オオスカシバについては、いずれ「いきものブログ」で詳しく紹介したいと思います。


クチナシは街中で生垣として植えられていることも多い。


そんなわけで、オオスカシバも街中でよく観察できるガなのですね。


葉を食い荒らされるため、クチナシにとっては災難かもしれませんが、そのおかげで身近な場所でオオスカシバを観察できるのですね。


というわけでクチナシを見かけたら、このオオスカシバも探してみてくださいね!

おわりに:クチナシを五感で観察してみよう!

クチナシは視覚(姿)だけでなく、嗅覚(香り)、味覚(果実)と、五感で僕たちを楽しませてくれる樹木です。


街中でも見つけやすい樹木なので、ぜひ本物を観察をしてみてください!


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