ネイチャーエンジニア いきものブログ

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アオサギは日本最大の青いサギ。巨大な飛翔姿は大迫力!

アオサギ

うわー、大きな鳥がいる!

この鳥ってどんな鳥?

こんな疑問にお答えします。


写真の鳥は、アオサギ


日本で最も大きなサギです。


どれくらい巨大かというと、羽を広げると160cm以上もの大きさ!


もはや大人の人間ほどの大きさになり、その姿は圧巻の一言です。


そんなスケールの大きなサギは、実は身近な場所でも見られる鳥なのです!


僕はネイチャーエンジニアの亀田です。


年間100回以上全国各地で生き物観察をし、様々な野鳥に出会ってきました。


そんな鳥好きの僕が、アオサギの特徴と魅力を紹介します。


※動画版はこちら▼
アオサギ - 日本最大級の青いサギ(YouTube)




 

アオサギは日本最大のサギ

全長90cm以上【翼を広げると160cm以上】

アオサギの最大の特徴は、何と言ってもその大きさ。


全長90cm以上もある、「日本最大のサギ」です。


そのため、彼らはただ立っているだけでも十分に貫禄があるのですが、飛翔時の姿はさらに大迫力


というのも、アオサギが翼を広げると、そのサイズはなんと160〜175cmに!


飛翔時のアオサギは160cm以上!
アオサギ 飛翔


もはや人間の大人くらいのサイズ


近くを彼らが飛んでいる時などは、めちゃめちゃ迫力がありますよ!


またその大きさ故に食事シーンも豪快で、大きな魚などの大きな獲物を丸呑みする場面に出会うこともあります。


たまに「それは飲み込めないだろ…」と思うくらいの獲物と格闘していることがありますが、大体最終的には飲み込んでしまうからすごいです。

ケンカも大迫力

僕が初めてアオサギを見たのは、自然観察を始めた頃、とある公園の池でした。


公園に佇むアオサギを見て、「こんなに大きな野生の鳥が身近にいるんだ」と感じたことを覚えています。


それからしばらく公園を回っていると、アオサギが上空を「グァッ!」と言いながらバサバサと飛ぶ姿が。


僕はアオサギの大迫力の姿に、見入ってしまいました。


飛翔するアオサギ
アオサギ 飛翔


ちなみにアオサギがなぜ飛んでいたのかと言うと、カラスの群れに追われていたから


公園が閉園しようかという頃の夕暮れ時、大型の鳥同士のバトルが始まりました。


カラスとアオサギが大きな声を出しながら空中でバトルをしていて、それはすさまじい迫力。


僕は最終的にアオサギがけたたましい声を上げて飛び去るまで、ただただその攻防戦を見ていたのを覚えています。

背景とセットでの観察がオススメ

サギ科のグループに含まれる鳥たちは、全体的にスマートで大きな体を持ちます。


すなわち、"写真映えする鳥"でもあります。


写真映えする日本最大のサギ、アオサギ
アオサギ


また体が大きい分、少し距離が離れていたり、引いた状態でもその存在がはっきりと目立つという特徴もあります。


例えば木の上にいる野鳥を撮る際、小鳥では引いたショットでは、存在が分からないほど小さくなってしまいます


でもアオサギであれば存在感を出すことができ、自然感や季節感を演出できます


アオサギは背景とセットでの観察が非常に楽しめる野鳥であり、花の咲く水辺、秋の紅葉など、様々な背景とのコラボレーションを探してみるのもオススメです!




アオサギの美しい姿【繁殖期の婚姻色ではさらに鮮やかな姿に】

アオサギ(蒼鷺)は、灰色と紺色のシックで落ち着いた色味の羽を持つ鳥です。


先述した通り、サギたちはスマートなものが多いので、高貴な美しさを感じます。


また頭部にある、紺色の飾り羽もカッコ良さを際立たせています。


実はアオサギは、夏の「繁殖期」の時期には、「婚姻色(こんいんしょく)」という姿に変身します。


以下のように、くちばしと脚はピンク色に染まり、紺色の羽はより青く・鮮やかな色になります。


婚姻色のアオサギ。くちばしがピンクです
アオサギ


これは異性にアピールするための姿であり、アオサギだけでなく繁殖期には多くの鳥が変身をします。


例えばカモの場合も繁殖羽非繁殖羽(エクリプス)があり、カモのオスの多くは換羽によって姿が大きく変化します。


カモは特に姿の変化が大きい鳥たちです。


カモのオスの多くは姿が大きく変化する
マガモ オス 繁殖羽


ちなみにカモの羽は同時期に一斉に変わるイメージですが、サギの羽が生え変わるタイミングは個体差が大きい印象


例えば、同じ時期にアオサギを見ても、バッチリ婚姻色になっているものもいれば、まだ婚姻色になっていないものも。


鳥の種類によって、換羽の仕方に違いがあるのも面白いですね。


春の時期など、色々なアオサギを見て、個体ごとの換羽の進み具合の違いを観察するのも面白いと思います!

アオサギは実は身近な野鳥

大きくて大迫力のアオサギですが、実はこの鳥、とっても身近に見られる野鳥なのです。


例えば、田んぼ、川辺、海辺、公園の池や湖など


このように、水辺がある場所であれば、人が多く行き交う場所でも意外とよく見られるのですね。


さらにアオサギは留鳥であり、渡りをしない鳥です。


そのため、アオサギは1年中観察するチャンスがあります


自宅からそう遠くない場所にも、意外とアオサギのような大型の動物たちは暮らしているものなのですね。

アオサギと同じ分類に属する鳥たち

アオサギ

アオサギはペリカン目サギ科に属する鳥。同じ分類の鳥たちを以下で紹介しています。


[ペリカン目]
ペリカン目の野鳥まとめ|大型で迫力のある水鳥たち

[サギ科]
サギ科(鷺)の野鳥の種類と魅力|写真映えする水辺の美しく大型の鳥たち


おわりに:アオサギをもっと楽しもう!

僕たちはラッキーなことに、巨大で大迫力のアオサギを身近な場所でも見ることができます。


ぜひ、大迫力の野鳥・アオサギを観察してみてくださいね!


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■ スズメ

スズメ


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