ネイチャーエンジニア いきものブログ

虫・鳥などの動植物の魅力や知識など、自然観察をもっと楽しむための情報を発信します。

虫探し・昆虫採集を安全に楽しむために必要・便利な道具まとめ

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スマホじゃ小さな虫の写真が撮れない!
綺麗に虫を撮る方法はないかな?

子供が森の中でよく虫に刺されてるけど、なるべく安全に虫探しをする方法はないのかしら?

こんな悩みにお答えします。

 

僕はネイチャーエンジニアの亀田です。

 

年間100回以上虫探しに行きます。

 

虫探しをしていると、

  • たくさん蚊に刺される
  • ヘビに遭遇する
  • 地面のぬかるみがひどい
  • トゲだらけの植物が生えている道を抜けて行きたい
  • 虫の撮影に苦戦する

 

などなど、少し考えただけでも、たくさんの課題が浮かんできます。

 

ということで今回は、僕の経験から虫探しを安心して楽しむために必要・便利な道具を、

 

  • 必要度(使用頻度の高さ)
  • どういうシーンで役立つか

 

という点を踏まえて説明して行きます。

 

 

 

 

虫探しに便利な道具

■ トレッキングシューズ

必要度:★★★★★
役立つシーン:足元の悪い場所を歩く時。長距離を歩く時。

 

森、山、砂浜など虫探しのほとんどのフィールドで役立つアイテムです。

 

例えば、特に雨上がりの森など、地面がぬかるんでいることも多い。

 

そんな時、スポーツシューズなどでは進むのをためらうことも多いですが、トレッキングシューズなら気にせず進めます

 

実際、僕は山でも砂浜でも海外の森でも、トレッキングシューズでOK!

 

また、疲労がたまりにくいのも良いところ。

 

長時間トレッキングしても、次の日に疲労は残りづらいのも良いです。

 

デメリットは、走ったり、素早く動くのにはあまり向いていないことですかね。

 

あと、干潟や沼など、深いぬかるみがある場所はさすがに厳しいので、後述する長靴を使う必要があります。

 

トレッキングシューズの便利さは以下で詳しく紹介しています↓

 

上で紹介しているトレッキングシューズは、僕が今も使用しているもの。

 

15,000円程度で購入し、もう2年ほど現役で使っています。 

 

■ 長靴

必要度:★★★
役立つシーン:深いぬかるみがある場所。足元が見えない場所。

 

沼地や川などで、水がくるぶし以上の深さの場所を探索するのに必需品です。

 

また、足元が見えない草むらをやぶこぎする場合なども有効。

 

なぜなら、そういった場所にはマムシなどの毒ヘビがいる可能性があるからです。

 

基本ヘビが向こうから積極的に噛みついてくることはありません。

 

ですが、足元の見えない草むらで、うっかり踏んで噛まれることはあります

 

長靴があれば絶対に大丈夫というわけではありませんが、噛まれた時のダメージは確実に少なくなりますので安心してやぶこぎができます

 

上で紹介しているのは、「日本野鳥の会の長靴」。

 

普通の長靴と比べて強度は下がりますが、持ち運びやすいように折りたためるようになっているのがポイント。

 

「勾配のある場所を歩いた先の水場で虫探ししたい」といった時に、

  • 移動中 → トレッキングシューズ
  • 川で虫探しする時 → 長靴

 

といった使い方ができますよ。

 

価格は5,000円くらいです。

 

衣服・服装

■ 長袖・長ズボン

必要度:★★★★★
役立つシーン:林の中。草むら。

 

長袖・長ズボンは探索中の安全・安心に欠かせない装備です。

 

虫刺されと言えば蚊をイメージすると思いますが、それ以外にも毒のあるケムシやマダニにも有効です。

 

あと意外にも植物の葉や茎のトゲで擦り傷やかぶれにつながるものも多いですが、それらも防げます。

 

長袖・長ズボンにするだけで虫探しがグッと安心になるのです。

 

あと画期的な虫刺され対策アイテムとして、「着る防虫」というコンセプトの服があります。 

こちらはなんと「虫が嫌がる生地」でできた服。

 

虫が一度服にぶつかると逃げていく、というものなのです。

 

その他、「UVカット」や「吸汗速乾」といった特徴があります。

 

」「紫外線」「」を気にせずアウトドアが楽しめる服ですよ!

 

■ 帽子

必要度:★★★
役立つシーン:日差しの強い日の探索。林の中の探索。

 

帽子は日差しから身を守り、熱中症を防ぐことができます

 

なぜなら日なたと日陰では、気温差が「5度」にもなるそう。

 

今年の夏は酷暑だったので、特に大事なアイテムでした。

 

また、紫外線も体に良くないので、帽子でできるだけ防御したいですね。

 

僕は夏に紫外線を気にせず長時間日差しに当たるのを繰り返すと、たまに皮膚にイボみたいなのができます

 

これは紫外線の影響があるんだそう。確かに冬はならない。

 

いずれにしても、できるだけ紫外線を避けることに越したことはない。

 

ってことで夏の日差しが強い日には、僕はなるだけ帽子をかぶるようにしています

 

上で紹介しているのは、僕が普段身につけているもの。

 

価格は1,500円くらい。

 

リュック・ザック

■ ザック

必要度:★★★★
役立つシーン:山や半日以上歩く探索。荷物が多めの人。

 

僕はどこに探索に行くにも、常にこのザックを使っています。

 

その理由は、「役立つシーン」の後者に挙げた、「荷物が多めの人」だから。

  • カメラ x 2(望遠、マクロ)
  • 帽子
  • 長袖の服
  • 救急グッズ
  • スコップ
  • 懐中電灯
  • 雨具

 

あたりは常にザックの中に入れています。

 

正直こんな荷物を持たない人であれば、普段はザックじゃなくても全然良いと思います。

 

僕は上記の「ガレナパック 30」を使っていますが、容量は少ないけどもっと小さなザックもあります。

 

僕は物がたくさん入るし、丈夫なところが気に入ってこれを使っています。

 

事故時の備え

■ 救急セット

必要度:★★
役立つシーン:擦り傷。靴ずれ。

 

救急箱を持っていると、

  • 靴ずれした → 絆創膏を貼って歩くのが辛くなくなる
  • ハチに刺された → ポイズンリムーバーで毒を少なくする
  • 転んでケガをした → 雑菌が入らないように消毒する

 

といった処置が可能です。

 

僕は上記に加えて、虫刺されした時のかゆみ止めを持っています。

 

大ケガへの対応は難しいですが、いざという時のために応急処置できる道具を持っておくと安心ですよ。

 

虫探し・昆虫採集をもっと楽しくするための道具

採集

■ 捕虫網

必要度:★★★
役立つシーン:木の高い位置に虫がいる時。飛んでる虫をよく観察したい時。

 

探索していると、高い位置、飛んでる虫が結構な頻度でいるものです。

 

3m以上の高さにいる虫なんかは、全く手が届かないですからね。

 

そんな虫を観察したいなら必須の道具ですね。

 

ちなみに、歩きながら虫を探すのであれば、コンパクトに折りたためるタイプの網がおすすめです。

 

上で紹介している網は結構長めに伸びるもので、それほどコンパクトではないと思います。

 

代わりに、かなり高い位置にいる虫も狙えます。

 

価格は2,000円くらい。

 

■ 懐中電灯

必要度:★★★
役立つシーン:夜間採集。昼でも暗い林の中など。

 

一番活躍するのは夜間採集ですね。

 

夜行性の虫もたくさんいますので

 

夏場は活躍する場面が多い道具です。

 

また、昼間でも暗い林の中などで活躍します

 

写真撮影する時、暗くて虫の撮影ができないことがあるのです。

 

そんな時、懐中電灯の光で撮影できるようにしています

 

上で紹介したものは、自転車のライト暗いの明るさが出るやつで、価格は2,000円くらいです。

 

■ スコップ

必要度:★★
役立つシーン:土の中にいる虫を観察したい時。

 

腐葉土があるところでカブトムシの幼虫なんか探すのに便利です

 

土の中で過ごす幼虫は多いですからね。

 

ただ掘った後は、虫のためにもその土地のためにも、ちゃんと現状回復することを心掛けましょう。

 

観察・撮影

■ 虫めがね・ルーペ

必要度:★★★★
役立つシーン:小さな虫を観察する時。

 

どのフィールドでも小さな面白い虫がいます。

 

小さい虫って数ミリ程度で、視力1.2の僕が目を凝らしても細部までは見えません。

 

そんな時、虫めがね(ルーペ)を使用することで小さな虫の魅力をしっかり見ることができます。 

 

小さい虫にも魅力的なものがたくさんいるので、意識して探して見ることをおすすめします。

 

ルーペの倍率は5〜10倍程度が良いです。

 

虫の顔や羽の細部など、アップで見るときっと面白い発見がありますよ!

 

ちなみに僕は後述するマクロカメラも持っているので、撮影のために最初からマクロカメラで拡大して観察することがほとんどです。

 

小さな虫を観察できればカメラでもルーペでも、どちらでも良いと思います。

 

■ マクロカメラ

必要度:★★★★
役立つシーン:小さな虫を観察・撮影する時。

 

虫の撮影をしている方は、必要度は ★★★★★になると思います。

 

僕はもちろん、★★★★★です。

 

ある程度の大きさの虫なら、スマホの写メでも綺麗に撮れますが、10mm以下の虫になってくると難しいです。

 

あと、顔とか特定の箇所のアップの写真を撮りたいならマクロカメラは必須です。

 

例えば、以下の虫なんかは小さすぎてスマホでは綺麗に撮れないです。

 

アミガサハゴロモ幼虫

アミガサハゴロモ

なので、野鳥やチョウを撮るカメラとは別に、マクロカメラを持っています。

 

虫をもっと知る

■ 図鑑

必要度:★★★★
役立つシーン:虫の名前を調べたい時。どんな虫がいるか知りたい時。

 

図鑑は、虫探しに必須な道具ではないですが、より虫を楽しむのに役立つアイテムです。

 

  • 見つけた虫の特徴や魅力をもっと知ることができる
  • いつか見たい虫を見つけることができる

 

といったことが発見でき、さらに虫探しを楽しくしてくれるからです。

 

さらに虫の世界の魅力を広げてくれるので、ぜひ1冊お気に入りの図鑑を見つけて欲しいですね。

 

図鑑については、以下の記事で詳しく書いています。

 

おわりに

今回は、虫探しに必要・便利な道具をご紹介しました。

 

必要な道具をうまく活用することで、もっと安心して・もっと楽しく虫探しができますよ

 

以下のサイトで、モンベル、パタゴニア、コロンビアなど有名メーカーのアウトドア用品が探せます↓

マウンテンシティ公式サイト

マウンテンシティECサイト

虫は日本だけでも3万種もいます

 

僕が出会った虫もまだ2,000種程度。

 

まだまだ出会っていない虫たちはたくさんいるはずなので、いろんな場所で虫探しをしてみましょう!

 

合わせて以下の記事もどうぞ↓

いろんな虫の魅力を知りたい!

「かわいい・きれい・かっこいい」虫を知ろう!魅力的な昆虫まとめ

虫の名前を知りたい!

見つけた虫を識別したい!虫の名前を調べる3つの方法

 

では、また。