スマホじゃ小さな虫の写真が撮れない!
綺麗に虫を撮る方法はないかな?
見つけた昆虫を識別するのに便利な図鑑はないかな?
こんな悩みにお答えします。
昆虫はとても種類が多い動物で、身近な場所でもたくさんの種類を観察することができます。
また双眼鏡や望遠カメラがなくても十分楽しめるので、昆虫観察は気軽に始めやすい趣味です。
しかし、虫探し・昆虫観察をしていると、
- 見つけた虫の写真を撮影したい
- ぬかるみなど、歩きづらい場所がある
- 見つけた虫の識別に苦労する
などの困る場面があります。
そんな時、それらの悩み解決をサポートする道具があると心強いもの。
僕も上のような場面に色々と直面してきて、普段昆虫観察に使っている道具が色々とあります。
僕はネイチャーエンジニアの亀田です。
年間100回以上全国各地で生き物観察をし、様々な虫に出会ってきました。
そんな虫好きの僕が、昆虫観察を楽しむために必要・便利な道具を紹介します。
昆虫観察に便利な道具
移動をサポートする道具:トレッキングシューズ
虫探しをする時に、移動を妨げられると探索の効率が下がってしまいます。
例えば、特に雨上がりの森など、地面がぬかるんでいて歩きづらい、ということも多いですよね。
そんな時にオススメなのが、トレッキングシューズ。
トレッキングシューズを装備していると、
・粗い石のある道
・ちょっとしたぬかるみ
・砂浜
・水たまり
なども気にせずに歩くことができます。
僕が実際に使っているトレッキングシューズ
深いぬかるみ、くるぶしまで深さがある水たまりなどは流石に厳しいですが、それ以外のほとんどのケースはOKです。
また、疲労がたまりにくいのも良いところ。
長時間トレッキングしても、普通の靴と比べて次の日に疲労が残りづらいです。
さらに詳しい話は、以下で紹介しています↓
1点気を付けるところがあるならば、長時間履いていると蒸れが発生すること。
それが続くとにおいが気になってくることも。
おすすめの消臭スプレーを以下で紹介していますので、ご活用ください。
安全をサポートする道具:衣服、帽子
森や山の中の昆虫観察は、長袖・長ズボンが基本です。
なぜなら、それらの環境には毒や感染症を引き起こす生き物がいるからです。
虫刺されと言えば蚊をイメージすると思いますが、それ以外にも毒のあるケムシ、マダニなどがいるのです。
また動物以外にも、ケガをするレベルのトゲを持つ植物や、触れるとかぶれを引き起こす植物もいるので、足を露出した状態でやぶの中に入るようなことも危険です。
それらの防ぐ一番有効で簡単な方法が、長袖・長ズボンを身に付けることなのです。
僕はスポーツショップで買った専用の服を着ていることもなくはないですが、多くの場合はユニクロなどで買った普通の服です。
高性能な衣服を来ていればより安全かもしれませんが、何よりも肌を露出せずに衣服で覆っている状態を保つことが重要です。
また、日差しの強い日の探索では、帽子も身を守るのに大事な装備品になります。
熱中症を防ぐには、この帽子が有効な装備になります。
なぜなら日なたと日陰では、気温差が「5度」にもなるとのこと。
以下の熱中症の記事の中でも、帽子の重要性に触れています。
ちなみに以下は僕が普段使っている帽子です。
僕が普段使っている帽子
また、紫外線も体に良くないので、帽子でできるだけ防ぎたいですね。
僕は夏に紫外線を気にせず長時間日差しに当たるのを繰り返すと、たまに皮膚にイボみたいなのができます。
これは紫外線の影響があるようで、確かに冬はならないです。
ということで、熱中症防止のためにも、肌を守るためにも、帽子を装備して紫外線を防ぎましょう!
昆虫の撮影をサポートする道具:マクロカメラ
小さい虫の撮影をする場合は、必須のアイテム。
僕は記録&情報発信用に撮影するので、探索にマクロカメラは欠かせません。
僕が使っているマクロカメラは、以下のTough TG-5です。
オリンパス Tough TG-5
10mm以上ある大きさの虫なら、スマホの写メでも撮影可能ですが、それ以下の大きさの虫になってくるとマクロカメラがないと難しいです。
例えば以下のアミガサハゴロモなどは3〜4mm程度の大きさしかなく、スマホではうまく撮影できません。
アミガサハゴロモ幼虫
なので僕の場合、野鳥やチョウを撮るカメラとは別にマクロカメラを持っています。
また、虫の顔など特定の箇所のアップの写真を撮りたい時もマクロカメラが役立ちます。
また僕がTough TG-5が良いと思う点は、耐久性が高いこと。
虫を撮影する時は、手を思いっきり伸ばして撮影せざるを得ない場面があったり、カメラを急いで取り出す場面も多いです。
そんな時、カメラを地面に落としてしまうこともあるのですが、このカメラは丈夫さがウリ。
何度も落としてしまったことがありますが、まだ一切調子は悪くなっていません。(野鳥用のカメラは2回ほど買い換えました)
また防水機能があるのも良くて、雨の日や水気のある場所での撮影もOK!
僕のようにトレッキングしながら撮影する・比較的幅広いシーンで使用することが多い方には、とってもおすすめです!
昆虫観察外で便利な道具
昆虫の識別をサポートする道具:昆虫図鑑
図鑑は、より虫を楽しむのに役立つアイテムです。
- 見つけた虫の特徴や魅力をもっと知ることができる
- いつか見たい虫を見つけることができる
といったことが発見でき、虫探しをさらに楽しくしてくれるからです。
その中でもおすすめの図鑑が、以下の「日本の昆虫1400」。
日本の昆虫1400
上の図鑑は2巻に分かれているのですが、それぞれの虫の美しい写真と識別ポイントが記載されています。
身近に見られる虫の多くが掲載されており、最初はこの図鑑を持っていると相当に心強いです。
そのほかのおすすめ図鑑は、以下の記事で紹介しています。
昆虫を楽しく知るのをサポートする道具:虫のゲームやアプリ
物事が上達したり継続するには、何よりも楽しく行うことが重要です。
なので学習や学びに、ゲームやエンタメはぴったり。
僕自身、子供の頃に生き物がテーマの漫画や図鑑、ゲームなどによって楽しく学ぶことができ、今もなお覚えている知識もあります。
そんな影響もあってか、僕も虫を学ぶ・楽しむためのアプリやゲームを配信しています。
虫集め特化の放置系ゲーム:虫コレクション
上のアプリはえさを戦略的に設置することで、様々な虫と出会うことのできる放置系ゲームです。
そのほかの僕の配信アプリなどは以下で紹介しています↓
また、そのほかの虫を楽しく学ぶ方法については以下で紹介しています↓
おわりに
今回は、昆虫観察に必要・便利な道具をご紹介しました。
これらをうまく活用し、もっと昆虫観察を楽しんでくださいね!
他の虫の紹介、虫ゲーム・アプリ、虫観察、用語解説などに関する記事はこちらから↓