ネイチャーエンジニア いきものブログ

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ハクチョウ(白鳥)の特徴と種類【湖に浮かぶ優雅な鳥は実は凶暴な鳥?】

コハクチョウ

湖にきれいなハクチョウがいるけど、ちょっと見た目の違うのがいる。

ハクチョウって1種類じゃないの?

こんな疑問にお答えします。


ネイチャーエンジニアの亀田です。


湖に住む代表的な鳥といえば、ハクチョウ


しかしハクチョウは実は人を死亡させる事故を起こす事もあり、危険な鳥と言われる事もあります。


それはどういった理由からそう言われるのでしょうか?


また、ハクチョウというのは、種名ではなく、「オオハクチョウ」「コハクチョウ」といったいろんな種類があるのです。


というわけで、今回は「ハクチョウは本当に凶暴な鳥なのか?」という疑問の回答と、日本で見られるハクチョウたちの種類について紹介します。




 

ハクチョウ(白鳥)の魅力と特徴

オオハクチョウ


湖面で優雅に浮かぶハクチョウは、実はカモの仲間

ハクチョウは、湖面でゆったりと浮かぶ姿の美しい鳥です。


ハクチョウは、分類上のグループで言うとカモ目カモ科ハクチョウ属に属します。


すごく大胆に言うと、ハクチョウって実は大型のカモなのです。


首の長さや優雅さを見ていると、カモとは少し遠い存在の印象を受けますが、よくよく見ると全体的なシルエットや生活スタイルは似ています


僕がハクチョウがカモの仲間だと知った時は、かなりビックリしたことを覚えています。


ちなみにカモについて詳しくは以下の記事で解説しています↓


飛行機のような飛翔姿

ハクチョウは大型の鳥で、例えばオオハクチョウと言う種であれば全長140cmほどあります。


翼を広げれば大人の人間以上のサイズになるでしょう。


こんな彼らが空を舞うのですから、飛翔時の迫力は圧巻です


特にすごいのは着水時の音。


特定のポイントに狙って着水する時は、手前から水かきを広げながらブレーキを掛けて、旋回しながらポイントに降りてきます。


この時、「ババババババ…」と翼が風を切る大きな音が聞こえるんですね。


そして「ザッパァーン」と着水。


水かきを広げてブレーキをかけるところなんかは飛行機そのもので、めちゃめちゃ迫力があります。


僕が社会人になるまで住んでた場所ではハクチョウを見かけることなどなかったので、野鳥観察を始めて最初にハクチョウの飛翔を見た時は感動したものです。

シベリアから渡ってくる冬鳥

オオハクチョウやコハクチョウといった種は他のカモたち同様、北から長距離移動(渡り)してきます。


ロシアのシベリアなどから渡ってきて、日本では冬に見ることができます。


渡り鳥については以下の記事をどうぞ↓


ただ、ハクチョウたちの日本への飛来数は年々減少しているようです。


以下はちょっと古いですが、環境省の資料で2004〜13年までの飛来数の調査結果。


2005年あたりから徐々に飛来数が減少するグラフになっています。


色々な原因はあると思いますが、各地でのハクチョウへの給餌が中止されたことが大きな原因の1つと言われています。


詳しくは下記で記載されています↓


実は凶暴な鳥?

ハクチョウは実は凶暴な鳥とされることもあります。


なぜなら、繁殖期に巣に近付くものを攻撃する習性があり、人間も攻撃の対象となりうるからです。


そのため繁殖期には成人男性が死亡するような事故が起こる事もあり、ハクチョウは危険な鳥と言われたりするのです。


しかし、僕はハクチョウが特別凶暴な性格という訳ではないと考えています。


というのも、繁殖期に警戒心が高まったり、ピリピリするのはどんな動物も一緒で、例えばカラスも子育ての時期は人間に襲い掛かる事があります


しかし、全ての動物が人間と戦えるような体や武器を持っているわけではなく、むしろ人間よりも小さいものばかり。


なので小鳥たちの場合、人間が巣に近づき過ぎたりすると、そのストレスから巣を放棄して逃げ出したりします


小鳥たちはそうするしかないけど、体の大きなハクチョウであれば、戦えば人間にも勝てる可能性がある。


自由に動けない子供たちを抱えて逃げるよりも、勝負して勝つ確率の方が高いと思っているだけだと思うのです。


同じように子供が動物に狙われるという立場で考えてみると、

vs クジラ → 勝てっこないので逃げる
vs 猿 → 勝てそうなので戦う

となりますよね。


つまり、どの動物も性格の差ではなく、生きるために最適な選択をしているのだと思うのです。

ハクチョウの種類

日本で見られる主なハクチョウたちを紹介します。

オオハクチョウ

オオハクチョウ

大型のハクチョウで、140cmほどの大きさ。


コハクチョウと似ていますが、くちばしの黄色い部分の面積が広くて先端が尖っているのが特徴。

コハクチョウ

コハクチョウ

オオハクチョウより一回り小さくて、120cmほど。


オオハクチョウよりもくちばしの黄色い部分が狭いですね。


オオハクチョウよりも南の地域に多く飛来することが多いです。

コブハクチョウ

コブハクチョウ

実はこちらは外来種のハクチョウ。


ヨーロッパから移入したものが野生化しました。


そういうわけでこの種は渡り鳥ではなく、1年中見られます。


名前の通り、頭のコブが特徴的。


千葉県の手賀沼では、コブハクチョウがたくさん見られます。

おわりに

今回はハクチョウについて紹介しました。


彼らは千葉や北関東以北では見やすい印象ですが、都心部近くの公園などではあまり見られない印象ですね。


彼らを見つけたら、ぜひその優雅さと迫力の飛翔姿、観察してみてください。


まだまだ魅力的な鳥たちがたくさん!そんな彼らの記事は以下でまとめています↓


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では、また。


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