ネイチャーエンジニア いきものブログ

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かわいいだけじゃない!輝く美しいはねを持つ「シジミチョウ」の特徴と種類を紹介

ウラナミアカシジミ

シジミチョウかわいい!

シジミチョウの仲間には、他にどんなものがいるの?

こんな疑問にお答えします。


ネイチャーエンジニアの亀田です。


シジミチョウは、他のチョウと比べて小型でかわいらしい印象のチョウ。


街中で最も見られるのはおそらくヤマトシジミで、シジミチョウと言えば彼らの姿の印象が強いかと思います。


ヤマトシジミ

ヤマトシジミ


しかしシジミチョウには他にも様々な種類がいて、

・かわいらしい姿のもの
・美しい姿のもの
・カッコいい姿のもの

と実に多種多様なんです!


というわけで、今回はシジミチョウの特徴と種類について紹介します。




 

シジミチョウの特徴と魅力

シジミチョウは、他のグループのチョウに比べると小さなチョウたち。


シジミ」の名前の由来は、はねの形がシジミ貝の形に似ていることから。


そんなシジミチョウたちには、ただかわいいだけでない、たくさん魅力を持ちます!


僕が考える、シジミチョウの魅力は大きく2つ。

1. 初夏を彩るそよ風の精「ゼフィルス」
2. 陽の光で輝く美しいはね


1. 初夏を彩るそよ風の精「ゼフィルス」

シジミチョウの中には、「ゼフィルス」と呼ばれる仲間たちがいます。

シジミチョウ科の中のミドリシジミなどの一群は「ゼフィルス」と呼ばれています。ゼフィルスとはギリシャ神話の西風の精ゼフィロスが語源で「そよ風の精」の意味があるそうです。


引用: 日光のゼフィルス 【news159】 -Nikko Today-


このゼフィルスの仲間は、初夏の頃だけに現れる季節限定のシジミチョウ


暑い夏の前の、爽やかなそよ風を運んできてくれるチョウたちなのですね。


また、彼らは美しい姿を持つものも多いです。


美しく緑に輝くはねを持つミドリシジミ

ミドリシジミ


黄色のはねがかわいらしいウラナミアカシジミ

ウラナミアカシジミ


ゼフィルスが発生する時期に雑木林などを散策していると、木の前でカメラを持って待つ方々によく遭遇します。


そのお目当ては、美しいはねを持つゼフィルスたち。


ゼフィルスが現れる時期は、ジメジメした梅雨時期であり、あまり積極的に出かけたくなくなる季節


しかし彼らを見られるのはこの時期だけと思えば、ついつい外に出かけてしまいます。


このようにゼフィルスは、そよ風と共に人を外に運び出す魅力的なチョウたちなのです。

2. 陽の光で輝く美しいはね

ゼフィルスの話で緑色に輝くはねを持つミドリシジミを紹介しました。


でも、美しく輝くはねを持つのはゼフィルス限定ではありません。


例えば、以下のムラサキシジミも美しい紫色に輝くはねを持つシジミチョウです。


ムラサキシジミ

ムラサキシジミ


これらの輝くはねは構造色といって、光の反射によって見えるもの。


見る角度によって輝き方が変わるので、色々な角度から観察してみるのも楽しいですね!


また、街中のシジミチョウでは最も身近と思われるヤマトシジミだって、実はとても美しく輝くはねを持っています。


ヤマトシジミ オス

ヤマトシジミ

※輝くはねを持つシジミチョウたちは、オスが派手なはねを持ちメスは地味なことが多いです


ちなみに先述したムラサキシジミも特別なチョウではなく、ちょっとした雑木林があれば見られる可能性の高いチョウ。


このように、小さくてスルーしがちなシジミチョウたちですが、彼らをよく観察すると魅力だらけの生き物なんですよ!

シジミチョウの種類

ヤマトシジミ

ヤマトシジミ

街中では最も身近な存在であると思われるシジミチョウ。


その理由は幼虫の食草であるカタバミが街中にたくさんあるから、というのが大きいです。


カタバミ

カタバミ


街中は植物や土が少なく、生き物も少ないですが、彼らは街中でもヒラヒラと飛んでにぎやかにしてくれますね!

ベニシジミ

ベニシジミ

草地でよく見られるシジミチョウ。


赤・白・黒のカラフルはねがかわいらしいです。


春〜晩秋と、長い期間その姿を見せてくれるのも嬉しいですね。

ムラサキシジミ

ムラサキシジミ

雑木林を好むシジミチョウ。


はねを閉じているととっても地味なのですが、はねを開くとビックリ。


とっても美しく輝く紫色の模様が見えます。

ムラサキシジミ


特別な場所に行かないと見れなさそうですが、ちょっとした林があれば身近に見られることが多いです。


また模様の形は違うものの、この種はオスもメスも美しい紫色の模様を持ちます。

ミドリシジミ

ミドリシジミ

代表的なゼフィルスの一種。


実はこの種には「〇〇ミドリシジミ」という類似種がたくさんいるのですが、いずれも美しく輝くはねを持ちます。

ミドリシジミ


そのため、その美しい緑の姿を撮影しようする方も多い人気のチョウですが、なかなかはねを開いてくれず、撮影は難儀します

ウラナミアカシジミ

ウラナミアカシジミ

黄色のはねに黒い斑点がつく、かわいらしい印象のゼフィルス。


はねを開くと鮮やかなオレンジ色で、裏ばね(はねを閉じている時に見える面が裏)とは違ったカラフルさがあります。


彼らがいるだけでなんだかその場が明るくなるような、なんだかハートフルな印象のシジミチョウです。

コツバメ

コツバメ

ゼフィルスよりも早い、早春の時期限定で見られるシジミチョウ。


シジミチョウの多くはカラフルでかわいらしい姿を持ちますが、コツバメはダークな色味でかわいいよりもカッコいいイメージ。

ウラギンシジミ

ウラギンシジミ

裏ばねは真っ白ですが、表ばねには美しい紋があります。


その紋がオスとメスで色が違うという、面白いシジミチョウです。


オスには赤い紋

ウラギンシジミ オス


メスには白い紋

ウラギンシジミ メス


ウラギンシジミは日当たりの良い場所ではねを開いてくれることが比較的多いので、美しい表ばねの撮影がしやすいです。

おわりに:シジミチョウは裏表両方のはねを楽しもう!

今回はシジミチョウについて紹介しました。


シジミチョウは種によって色も様々だし、はねの裏と表で印象が変わるチョウ。


ぜひ片面だけでなく、もう一方の面も観察して楽しみましょう!


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