ネイチャーエンジニア いきものブログ

虫・鳥などの動植物の魅力や知識など、自然観察をもっと楽しむための情報を発信します。

植物の魅力紹介まとめ|多様な植物たちの面白い姿や生態を紹介!

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オオアラセイトウ

あ、綺麗な花!

他にももっと色々な花のこと知りたいな!

こんな想いにお答えします。


ネイチャーエンジニアの亀田です。


僕は年間100回以上全国各地で生き物観察をし、様々な植物にも出会ってきました。


実は元々最初は虫・野鳥をはじめとする生き物がメインだったのですが、探索で様々な面白い植物に出会ううちに、植物にも興味を持つようになりました


それで調べたり勉強しているうちに、確かに植物って大きな動きはないけれども、とても魅力的な生き物であることを知りました。


当ブログでは、「出会った植物たちの魅力を知ってもらおう!」と、僕の観察経験をもとに彼らを紹介しています。


今回は、そんな植物たちの魅力をまとめて紹介します。




 

分類ごとの植物の魅力紹介

カナムグラ

カナムグラ

日当たりの良い荒地でよく見られ、手のひら状の大きな葉がよく目立ちます。


名前にも由来する”丈夫で摩擦力の強い茎”を持ち、草刈りをする時などはなかなか苦労させられる植物です!



シュンラン

シュンラン 春蘭

シュンランは花がうつむき気味に咲いているため、花の姿を確認しづらい植物ですが、少し下からのぞくと可憐な花が見られます。


また「知っていなければ見えない」という、自然観察あるあるが体験できる植物でもあります!



ヤツデ

ヤツデ

ヤツデは切れ込みのある大きな葉が特徴的な植物。


また葉だけでなく花火のような花の姿なども特徴的で、身近な存在ながら見どころのたくさんある植物です!



イチリンソウ

イチリンソウ

イチリンソウは、春に大型の白い花を咲かせる植物。


その白い花は、林床でかなりの存在感を持ちます。



ニリンソウ

ニリンソウ

ニリンソウは春に白くかわいい花を咲かせる植物。


水辺で群生していることもあります。



カンアオイ

カンアオイ 葉

大きな葉を持つので、「さぞや大きな花をつけるのだろう」と思いきや…


想像とは違う、控えめで不思議な姿の花を咲かせます。



ミツマタ

ミツマタ

黄色いボンボンのような姿の花が、とってもかわいらしい。


またミツマタは、観賞用としてだけではなく、和紙や紙幣の原料になり、古くから日本人の生活にも利用されてきた植物でもあります。



フクジュソウ

フクジュソウ 福寿草

春一番に、大きな黄色い花を咲かせる植物。


この習性から、たくさんの縁起の良い言葉が与えられています。



ヘクソカズラ

ヘクソカズラ

ヘクソカズラの花は、中心が真っ赤のとっても美しい姿。


しかしこの植物の名前は、ちょっとかわいそう。


それは、この植物の"ある特徴"から命名されたのです!



キツネノマゴ

キツネノマゴ

キツネノマゴは夏にかわいらしい小さな花をつける植物です。


また、花への訪問者にも注目!


キツネノマゴを観察していると、「幸せの青いハチ」が見られるかもしれません。



カラスウリとキカラスウリ

カラスウリ

カラスウリの花は夜行性で、夜になると不思議な姿の花を咲かせます。


よく似たキカラスウリも一緒に紹介しています!



高山植物

高山植物

高山植物は、名前の通り標高の高い山に生息する植物たちです。


寒く風も強い過酷な環境で暮らす植物たちには、低地の植物とはまた違った能力や魅力が。


高山植物のことを知っていると、登山がより楽しくなりますよ!



オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリは、大きな青紫色の花が綺麗な植物。


この花はまだ暖かくなる前の2月くらいから見られます。


2月はまだ花が少ないので、そんな時期にほっこりさせてくれる嬉しい植物です!



コセンダングサ

コセンダングサ

コセンダングサは、その種がひっつき虫になる身近な植物。


種の形も特徴的ですが、さらに地域によって色々な変種があり、花の姿も面白い植物なのです!



タンポポ(蒲公英)

カントウタンポポ

タンポポはとっても身近な花ですが、実は地域によって種類が色々あります。


また、かわいい姿ながらライオンの名を冠する花でもあります。


そんな名前の由来も以下の記事で紹介しています。



ハルジオン

ハルジオン

ハルジオンは、街中の道端でも見ることのできる植物。


ピンク色の花をつける、かわいらしいキク科植物です!



ヤブガラシ(藪枯らし)

ヤブガラシ

ヤブガラシはとっても小さな花をつけます。


しかしながら、大小様々な生き物たちを引き寄せる魅惑の花なのです!



ドクダミ

ドクダミ

ハート型の、かわいらしい葉を持つ植物。


ところが、このドクダミは、十薬とも呼ばれるすごい薬草でもあるのです。



クズ

クズ 花

一般的に厄介な雑草のイメージを持たれているクズ。


しかし実は、クズは漢方薬や食用にもなる優秀な野草なのです!



クチナシ

クチナシ

甘くて良い香りを放つ、三大香木の一種。


香りだけでなく、種などにも魅力的な特徴がある植物なんですよ!



ママコノシリヌグイ

ママコノシリヌグイ

ピンクの小さくてかわいい花をつける、ちょっと変わった名前の植物。


この名前には実はちょっと怖い由来があり、ママコノシリヌグイの”あるたくましい特徴”が関係しているのです。



マンネングサ(万年草)

モリムラマンネングサ

多肉植物と言えば、葉がぷっくりとしたかわいい植物。


実は、その多肉植物の日本の野生版とも言える植物こそが、「マンネングサ(万年草)」なのです。



ユウゲショウとヒルザキツキミソウ

ヒルザキツキミソウ

特定の時間帯に花が咲く?という面白い花「ユウゲショウ」「ヒルザキツキミソウ」。


その習性と名前の関連性は実際にあるのでしょうか。



ツメクサ(詰草)

シロツメクサ

かわいいポンポンの形をした花、「ツメクサ(詰草)」。


ツメクサの葉は、クローバーとも呼ばれます。



ツユクサ

ツユクサ

夏に爽やかな花を咲かせる植物です。


暑い季節に美しい青いを見ると、涼しげに感じることができますね!



カタバミ(片喰)

カタバミ

街中でも見られる、身近な小さい花。


カタバミは小さな姿ながら、実はすごいたくましい能力を持つ花なのです!



ムラサキ科

ネモフィラ

名前の通り、人を惹きつける青い花・紫の花が多い植物たち。


ムラサキ科」の色々な植物を紹介しています。



ケマン(華鬘)

シロヤブケマン

その妖艶な美しさにはワケがある!?


ケマンは美しい姿だけでなく、その中身にも注目です!



クワ(桑)

クワ(桑) 実

日本の里山生活において重要な役割を担っていた樹木。


クワと人の生活との関連についても紹介しています。



エノキ(榎)

エノキ 幹

日本を代表するとっても面白い昆虫たちが集まる樹木。


虫との関連を観察するのも、面白い植物観察になりますよ!



スミレ科

タチツボスミレ

春頃に色々な種類が見られる、スミレ。


スミレは春を代表する花なのです!



アジサイ(紫陽花)

アジサイ

梅雨に綺麗な花を咲かせる「アジサイ(紫陽花)」。


アジサイの花の色の変化も紹介しています。



イネ科

コバンソウ

地味に見えて面白い特徴のものも多い植物。


多様なイネ科の植物たちを紹介しています。



アブラナ科

オオアラセイトウ

ブロッコリーやクレソンなど、食卓でおなじみのものが多い植物たち。


その花を知っている人はあまりいないかもしれませんが、彼らはかわいい十字の花を咲かせる植物たちなのです!



シソ科

ホトケノザ

魅惑的な姿の「唇型花」という花をつける「シソ科」の植物。


僕は上の写真のホトケノザを最初に見て、とってもドキドキしてしまいました笑



おわりに:身近で素敵な植物たちを観察しよう!

僕が当ブログで紹介する動植物たちは日本に住んでいる方にとって、ほとんどが身近に見られる、決して珍しくない生き物たちです。


僕は小学校で生物観察クラブの講師をしたり、たまにリアルで生き物案内したりすることがありますが、生き物探しをすると「珍しい生き物はいますか?」「これって珍しいですか?」と聞かれることがあります。


でも僕が思うのは、その生き物の面白さと珍しさは無関係であるということ。


上でも紹介しましたが、例えばカタバミなどは、ごく身近に見られる植物ですが、かわいいし面白い特徴がたくさんある植物です。


カタバミ
カタバミ


身近にもこんな素敵な植物たちがたくさんいるんですよ!


ぜひ、こんな魅力的な彼らをじっくりと観察してみてください!


なお、身近な植物の識別には以下の図鑑がおすすめです。


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